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<著者> 株式会社M&D医業経営研究所 代表取締役 木村 泰久 認定登録医業経営コンサルタント

ただでさえ競争の激しい歯科医院。マーケティングツールとしてホームページは今や必須ですが、作ればいいというものではなさそうです。インターネット閲覧者の7割近くがスマートフォンを使う現在、スマホ対応のホームページでなければ、スタートラインにすら立てないようです。

数ある広告媒体のなかでも、歯科医院のマーケティングツールとしてホームページの重要性は増すばかりです。もはや「ホームページを見てもらえなければ始まらない」とさえ、言えるでしょう。しかし、「何を使ってホームページを閲覧しているのか」という点も考え合わせなければ、せっかくホームページを立ち上げても閲覧してもらえず、認知度は高まりません。認知度を高める対策を立てるうえでも、このことに留意することが不可欠です。

1は、総務省が発行した「令和3年度情報通信白書」のうち「インターネットの利用状況調査」の資料です。これによると、インターネット利用端末の種類で最も多いのはスマートフォン(スマホ)で、68.3%、前年比5ポイント増となっています。これに対してパソコンの普及率は50.4%と横ばいです。

つまり、インターネットで最も多く使われているのはスマホであり、かつその割合は拡大中なのです。さらに言うなら、スマホに対応したホームページを持っていないことが、他の歯科医院と差別化されてしまうリスクになりうるのです。スマートフォンで医院を検索する患者さんが半数以上いるということを前提に、ホームページを作る必要があるわけです。

n4201040.png図1:当該端末を用いて過去一年間にインターネットを利用したことがある人の比率
(出典:総務省「通信利用動向調査」 https://www.soumu.go.jp/
johotsusintokei/statistics/statistics05.html)



また、20209月から、Googleはモバイルサイトを優先的に表示する「モバイルファースト・インデックス」という機能を導入しています。このため、スマホページがない医院は、検索順位が下がっていく可能性があり、スマホ用ホームページを作るか、レスポンシブウェブデザインに作り直すか、どちらかを考える必要があります。

このレスポンシブデザインとは、パソコンで閲覧する場合でも、スマホで閲覧する場合でも、画面に合わせて自動的に構成要素を組み替えて表示させるWebサイトの作り方のことです。この作り方ですと、スマホで見た場合でも文字や写真が見づらくなりません。図2のように表示されるブロックが置き換わって大きく表示されるため高齢者でも見やすい画面にできるのです。

No.46 図 ②.pngスマホ用のサイトを追加するより、サイト全体をレスポンシブウェブサイトに作り変えるほうが有利になります。それは、スマホでの検索回数とパソコンからの検索回数が合算されるためです。パソコン用ページやモバイル用ページがあることをGoogleが知る必要がなく、ページ読み込みのスピードが上ることも有利になります。

この結果、レスポンシブデザインのホームページが検索順位で上位表示される可能性が高いのです。その結果、「〇〇市〇〇町 歯医者」や、最寄り駅の「駅名 歯医者」など、狭いエリア内の検索で1ページ目に表示される可能性が高くなります。さらに、スマートフォンで閲覧しても見やすいので、高齢者にも閲覧していただける可能性が高くなるのです。

選ばれるためには、他の医院のホームページと比較されることを前提に、選ばれるための情報を伝える必要があります。ぜひ、レスポンシブウェブサイトへのホームページのリニューアルをお勧めします。



監修:㈱日本医療企画
制作年月:2022年3月

 


ランキング.jpg収入・費用.jpg2202208 サムネ - .jpg開業.jpg202208 サムネ - コピー.jpg

PROFILEプロフィール

株式会社M&D医業経営研究所 代表取締役 認定登録医業経営コンサルタント

木村 泰久(きむら・やすひさ)

1972年、関西大学商学部卒業。同年飛島建設に入社。2002年、 M&D医業経営研究所を設立。同年、文部科学省からLEC東京リーガルマインド大学教授号授与後、同大学教授就任。06年、M&D医業経営研究所を株式会社に改組。13年、公益社団法人日本医業経営コンサルタント協会歯科専門分科会委員長に就任。

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