• Facebook
  • Twitter
  • LINE

患者の信頼感につながる一方「患者の取り込み」を不安視

目次
Q1. 診療所との連携の有無
Q2. 診診連携の目的(複数回答)
Q3. 連携する診療所を選定する基準(複数回答)
Q4. 診療所以外の連携先について(複数回答)

Q1. 診療所との連携の有無

診診連携を行っていると回答した診療所が88。約8割の診療所が何かしらの形で診診連携を行っているという結果が出た。一方、連携を行っていない理由としては、「医療理念の相違によって患者・家族に不安を与える」「報酬の規約を統一できない」「連携したいけれども申し込みがない」などが挙げられ、連携を進めるうえでの課題が見て取れる。

診診連携を行っていない理由

○医療理念の相違によって患者・家族に不安を与えるため

○診療所の実力が不明なため

○報酬の規約を統一できない

○地域内で在宅患者数に差があり、不公平感が出るため

○連携したいけれど申し込みがない、機会がない

○ギブ&テイクだが、迷惑をかけるかもしれないから


Q2. 診診連携の目的(複数回答)

診診連携に取り組む目的としては、「診療科の補完・充実」の答えが最も多く、かかりつけ医として、必要に応じて患者を専門医に紹介する診療所の実情が見て取れる。一方で、検査依頼で他院に紹介するケースでは、「患者を取り込まれるという心配がある」という意見も合った。「訪問診療の補完・充実」、「夜間対応の補完・充実」では、「在宅患者の急変時の対応依頼」や「学会や旅行時の在宅患者のサポート」などの際に、また、「人材育成・交流」では、「連携先に看護師などのスタッフを1日体験させ、スタッフの意欲がアップした」などの声が見られた。


Q3. 連携する診療所を選定する基準(複数回答)

最も多かった回答は「知り合いの医師・スタッフがいる」。このことからも、連携先に“顔が見える関係性”を求めていることがわかる。次に「専門医が在籍している」が続き、Q2で最も多かった回答「自院にない診療科の補完・充実」の実現のため、連携先に専門性を求めている傾向がわかる。また、その他の回答では、「医療理念の合致」や「営利目的がないこと」などが挙げられた。

Q4. 診療所以外の連携先について(複数回答)

診療所以外との連携については、93の診療所が「病院」と回答。約84%の診療所が病診連携に取り組んでいることがわかった。そして、「居宅介護支援事業所」、「介護老人保健施設」などが続く。その他の回答では、訪問看護ステーション、地域包括ケアセンター、助産院、保育所、市町村などと連携を行っているという回答が見られた。

(調査:20172月)

監修:日本医療企画

当サイトではクリニックの「開業に役立つ情報」や「クリニック限定 トレンドニュース」「経営(人事・集患 等)に役立つ情報」を毎週配信!
ブックマークまたは、以下のバナーよりメルマガの登録を
お願いします!(メアド登録のみ)

メルマガバナー.jpg



\おすすめコンテンツ/ランキングバナーjpg.jpg

【医療】個別ページ誘導 バナー .jpg

202208 サムネ 1.jpgbnr_inside - コピー.jpg2202208 サムネ - .jpg202208 サムネ - 3.jpg202208 サムネ - コピー.jpg

PROFILEプロフィール

株式会社 日本医療企画

関連サービス

👉開業、設備導入等で融資・リースをお考えの方 シャープファイナンス(融資・リース)

担保に依存せず、事業性を重視した審査を行い、リースもご融資もひとつの窓口でスピーディな手続きを実現します。
事業拡大時の資金調達をご検討の方は豊富な取引実績がある(医科/22,000件、歯科/約28,000件)シャープファイナンス【芙蓉リースグループ】に是非ご相談ください。

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE